ハンドメイド作家が、なぜ本の復活を記事にするの?
と疑問を持った方も多いはず。
実は妻が古本屋をやっており、「手機械」も数年前に、本の修復のために製作したのが始まりです。
今も本の修復は自分の担当なので、長年試行錯誤したノウハウを持っています。

今回は濡れた本を元に戻す方法です。

本を仕入れると、必ずあるのが濡れ本。ページが波打っていて、販売する訳にはいきません。
裏技としてよくあるのが冷凍するですが、濡れた直後なら多少ましですが、乾燥して波打った本には、全く効果がありません。

実験
濡れて乾燥し、波打った本

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このまま冷凍しても意味無いので、霧吹きで水分を含ませ濡れた直後の状態に。

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余分な水分はティッシュで拭きとります。
そしてビニール袋に入れ、封をしないで冷凍庫に。

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48時間後取り出すと
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ほとんど効果の無いことが分かります。
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48時間経っても、まだ乾燥しきれず、濡れている部分もあります。

ここから本当の裏技です。

まず濡れて波打っている部分にアルコール(75%程度)をスプレーします。

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すぐにアイロン(高温度)をかけ、波打った皺を取ります。

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小さな皺は取れましたが、今度は反りが出てしまいます。
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ここで登場する「手機械」
アイロンかけて熱い状態のうちにセットします。

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24時間後

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ほぼ問題無い状態にまで修復出来ました。
「手機械」が無い場合、本を板で挟みクランプすればよいのですが、圧力が弱いため、3日~1週間はかかります。

手順まとめ
①皺になった部分にアルコール(75%前後)を霧吹きでかける。
アイロン(高温)をかけ皺を伸ばす。
 注意:普通の水でアイロンをかけると更に酷くなり、紙もゴワゴワになってしまう。
③本が熱いうち「手機械」で締め、24時間置く。
 板で挟んでクランプの場合、3日~1週間置く。

是非お試しください。

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新規出品をしていないので、アクセス数下がっています。

1月10日
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